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うまカバー、課題じゃないよ、架台解決!
これは、当社のお話。
当社が得意とする制御分野のひとつに、有機溶剤から成るさまざまな粘度の液状の原料を、電気・油圧・空圧といった制御方式を効果的に組合せて、装置やプラントを稼動させる領域があります。
もう少し分り易く例をあげて説明します。
高粘度の色インキを積んだタンクローリー車から印刷工場内にある各中継タンクへ必要量のインキを補給するとか、各中継タンクから輪転機へ適時適量なインキを圧送・吐出・供給するとか、と言ったような制御の分野のことです。
こうした装置やプラントを制御することにおいて、重要な役割を担う制御の対象のひとつに、電磁弁があります。電磁弁とは読んで字の如しで、電気のON/OFF信号を、組込まれている弁の開/閉作動に置換えることで、電気信号を空気のON/OFFに変換したりするものです。
静岡県にある、某印刷会社。
結構なことに、たいそう印刷の仕事が活況で、商用輪転機は連日フル稼働。今夏、黄色の中継タンク1基を増設して、更なる受注に備えることとなりました。
当社は、今回の中継タンクの増設による制御ソフトの変更、及び増設に伴う既設制御盤の改造を施工するよう依頼されました。
制御盤の改造工事の中で、NO.2黄インキ圧送用ポンプを駆動するのに、電磁弁2台の増設が必要で、その電磁弁を制御する為に、トグルスイッチ (別名:スナップスイッチ) 2個を制御盤の内部に追加取付して、必要な配線を施すこととなりました。
当社が2年前に製作納入した既設の制御盤の内部には、将来の中継タンクの増設を見越して、トグルスイッチ4個分が取付られる予備穴をあらかじめ設けた通称うま (トグルスイッチ取付用の板金で製作した架台) が既に装備してあるのでありました。
ところが、現地改造工事の当日の朝、当然あるべきトグルスイッチの予備穴4つ、責めて2つすらも、ないことが急遽判明。それは昨秋、お客様の方で、各中継タンク用に攪拌機4台を追加取付した際に、丁度運良くトグルスイッチ4個取付用の穴が開いていたので、「ごめん、ごめん」使ってしまったとのこと。「聞いてないよぉ〜」と文句を言っても始まりません。工事の期間は、事件発覚した日を含めて、3日間。 この事件が、現地静岡にいる今回件名の責任者森から、当社川崎に連絡が入りましたのは、午前10時半も少し過ぎた頃のこと。
電話連絡を受けた技術担当の森は、一瞬真っ青になった後、すぐ真っ赤に燃えて、トグルスイッチ取付架台 (通称うま) の製作板金図を手早く作成し、東京都大田区にある三和板金にFAXで連絡をしたのが、午前11時半前。
「無理言って、本当にすみません」と重ねて森が電話口でお願いした、三和板金の大河原工場長が、「超特急でやっつけても、引取り出来るのは、午後一番」との返答。
それを受けて、カローラバンを駆って、三和板金に向かった当社製造担当の松井。
松井が車を駆っている最中、川崎市高津区にあるあゆみ塗装工業所の長吉専務に電話する森。「釜空いてないよぉ〜」と嫌がる専務に、「頼みます、頼みます、そこをなんとか頼みます」と懇願する森。
通称うまを引取りに行った松井は、道路渋滞に巻き込まれ、三和板金に到着したのが午後3時前。「たいへんだよなぁ〜」の工場長の暖かい声援を背に受けつつ、あゆみ塗装へとハンドルを取って返す松井。
通称うまを持った松井が、あゆみ塗装工業所に着いたのは、午後も5時過ぎ。
長吉専務の「松井くんも、手伝ってくれ」のお言葉を頂戴して、脱脂・下塗り・上塗り・釜入れて乾燥が終わったのは、午後7時半過ぎ。
結局、残念無念で、当日の宅急便に載せることは叶わず、翌日時間指定の割増宅急便で、現地に届いたのは翌々日の午前10時前。丁度その日が、工事最終期限の日。日帰り工事の予定が、通称うまという外注製作品であったが為に、二泊三日の足止めイライラ赤字工事となりました。
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